人間とはおもしろいもの−1857−中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)

私、人間とはおもしろいものだと感じます、
自転車を造っていてそう感じます。
世界でもいろいろなアイデアの、皆が注目するような自転車が毎年開発されているのでは。
しかし値段の問題、そして製造の問題といろいろあるでしょうが、『わぁ!いい』と言うものは売れないと言うより普及しないことです。
一つにいいものは必ずしも売れる訳ではないということ。
この人間としてのおもしろい購買意欲を理解すること。
二つ目に趣味としての自転車でない限り、普通は二台三台と自転車を買おうとしないのです。
つまりたくさん売れるであろう自転車で開発を考えることです。
それは軽快タウン車に属する自転車になるのではないでしょうか。
ですからここに注目して『わぁ!買おう』と言うものを開発することでは。
つまりシンプルで、製造コストが安いことが条件になるはずです。
自転車はもともとシンプルなものでした。
何十年か前に爆発的に売れた自転車があるはずです、思い起こしてください。
その自転車はシンプルではなかったですか。
シンプルの中に当時何か斬新な感覚が込められていたのではないですか。
ヒット商品になるのは基本はシンプルであることでは。
つまり無駄がないということでは、機能に徹していると言うことでは。
でもこれは自転車の基本ができていないとなかなか考え付かないことです。