中国自転車製造から小さな目で見た日本と中国−1237−この言葉が会社の発展を妨げる

ある問題、お客様からの問題提起に対して『これは何の問題もない』とか『これはかまわない』とか『これは改善不可能』とか、
確かにここ中国にいて、中国の取り巻く実情からこの言葉十分に理解できることもあるのですが、
何か問題を提起するとすぐに帰ってくる言葉はこの三つの言葉以外に、『時間がない』、『人がいない』、
『大した問題ではない(改善するにはあららない)』、『お客様からのクレームがない』
『以前とまったく同じ品質(以前と違うから問題がおきているのです)』、『お客様からの要求がない』・・・・

つまりなんら改善する気がないと言うか、改善する必要性を感じないと言うことでしょう。
この壁は経験者でないと分からないはず。
私はこれが会社の発展、利益、信用を阻害していると考えているのです。
つまりものづくりにこだわりを感じない、こだわりをもてないという結果がこの言葉になって表れてくると考えています。
まあ無理な話ですが、これでは会社が行き着くところは決まってくるので仕事に懸命なのです。