中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1106−自転車のクレーム処理方法に問題あり!

各自転車販売会社、ユーザーからのクレームがあると、担当者がクレーム処理に多くの時間をさくことを嫌って、
すぐに新品と交換することも多いのでは?!
これは多くのクレーム担当者、営業担当者が経験してきたことでは。
これはこの業界自ら自転車の価値を放棄していることと考えます。
そして生産側の中国側から見ると非常に都合が良いのです。
何が?!
中国側までクレームが上がってこないからです。
これ中国で品質を守る人間にとっては非常に困ることなのです。
つまり『日本側からクレームはない』『日本側から要求はない』と言うことで、ほとんど予見される問題で先に改善されることはないのです。
私は私の予見した問題、日本でほとんど問題が表面化しないということは、こうした日本側のクレームに対しての処理が不適切であるのも原因していると
考えています。
この方法は日中双方、自転車に対する品質確保に対して進歩しないということでは。