中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1098−物作りで生き残る条件とは・・・『こだわり』

今、どんな物でも、物造りで一番大切なもの、商売として大切な条件とは。
『拘り(こだわり)』、『拘る』と言うことだと常々感じています。
つまり自転車企業として『拘れるか』と言う問題が、一番重要な発展して生き残って行けるか行けないかと言うことになるのでは。
自転車、拘らなくても何とか生き残れるのがこの業界、ですからしがみついていれば『死にはしない』と考えているのでしょう。
ここ20年ほどの歴史が物語っています。
『拘れない』、『拘りがもてない』原因はいろいろとあるでしょう。
一つは自転車として拘れる人が少ないこと。
一つは生産地点が外国であること。
一つには自転車業界としてのまとまりがないことでは。
そして自転車業界をバックアップするはずの外郭団体も『表面をつくろうだけ』の仕事をしているだけ。
『本気度』は感じられません。
自分達の面子をつくろうので能力一杯なのでしょう。