中国自転車製造における孤軍奮闘記録−639−電動自転車部品関係の会社は自転車を知らない!

私のアシストバイクの開発の経験から電動部品関係の会社は自転車を知らない!
と感じています。
勿論私電動関係部品の知識がないことを前置きしてからのことで、偉そうなことはいえませんが。
ある意味お互い様かも。

ですからよほどしっかりした自転車会社でない限り完成度に問題が後から出るのです。
何を知らないかと言うと、自転車の製造精度、組立精度に関しての知識が全く不足して電動部品を開発しているのではと感じます。
自転車製造においてはある意味町の鍛冶屋さん仕事と言うことです。
これは電動部品の会社においては想像できないことでしょう。
一言で言うとフレームの製造バラツキが考慮されていない為に電動部品関係が組みつけられないのです。
そしてフレームの精度バラツキ、組立の作業バラツキにより、センサーの感知に直ぐに影響することは、電動車として当然失格です。
具体的には書きませんが。
これら問題、事前に分かっていてことですから何度も警告したのですが、受け入れられず、量産時には散々な目に。
結果その後の生産は行われていません。大損です。
人の警告を無視、或いは理解できないことは恐ろしいことです。