中国自転車製造における孤軍奮闘記録−626−高分子材料(プラスチック)と自転車

40年ほど前は高分子材料で自転車が開発されることが期待されたのですが、このことは現在ではニュースになりません。
それはやはり強度面の問題、そして高分子材料に付きまとう経時変化と呼ばれる強度劣化問題が原因では。
そして強度を十分確保する為には特殊な高分子材料を使うことになるための価格問題。
そして何よりも自転車が日本で生産されなくなり、研究熱も冷めたこと、そして『すべてが価格』と言った時代に入ってしまったために、
研究熱がさらに冷めてしまったためと考えています。
自転車の発展はこうした状況から脱しない限り、今の状況では発展は難しいと考えます。