中国自転車製造における孤軍奮闘記録−609−問題発見はまず工場を知ることから

問題発見するには、まず工場を知ることから始めなければなりません。
問題を発見するには、むやみやたらとアンテナを張り巡らすことは労力の無駄、時間の無駄。
よって工場の特質を知ってポイントを絞ると、『何だこれは!』と言う問題も容易に発見できる可能性が高まるのです。
そして見てないようで見ているという印象を従業員側に見せ付けることが必要なのです。
つまり発見することも目的ですが、問題発生させないようにする抑止力及び予防が重要なのです。
つまり私といえども100%問題発見することなど到底出来るはずはないからです。
特に従業員の配慮、そして注意力を必要とする仕事はは重大な問題が発生する可能性の高い仕事で
何千台かに一台のような重大欠陥も容易に発見できるのです。
私に特別な能力が備わっているわけではありません。