中国自転車製造における孤軍奮闘記録−547−企画責任、販売責任、製造責任。

日本側、問題が発生すると直ぐに中国側に製造責任を追求してきます、
ある意味理解はできますが、品質を維持することは、当然日本の企画側にもできることで、これを私は企画責任を呼びます。
中国側にコスト問題を要求するだけでは、日本側何の脳もないということです。
叩けるだけ叩いておいて、問題が発生すると中国側、ある意味これが実態と私は考えています。
そして品質改善の提案をすることにより、コストアップする場合は、ほとんどが日本側これを認めません。
品質が悪いのだから当然だろうと言う考えでしょう。
そして日本側、部品受け入れ検査において全数検査を要求してきます。
私は日本側に企画責任、販売責任において全数検査を要求したいですね。
中国側にこれを要求するなら、言い方は悪いのですが、日本側企画責任として自分の所でも全数検査すべきでは。
品質問題、決して中国側だけの問題ではないのです。
極端な言い方ですが、これが基本と考えます。
品質は企画責任(設計責任)、販売責任、製造責任のバランスがとれて保たれるものです
この点日本側、勘違いしているような気がしてなりません。