中国自転車製造における孤軍奮闘記録−505−自転車技師試験の提案

自転車組み立て整備士、自転車技師の制度ができた30年以上前から、あまり試験内容は変わっていないのでは。
この制度ができた時点ではまだ、自転車は日本製がほとんどだった時代のはず。
今はほとんどが海外、主に中国製。
こうした中、試験内容にほとんど変化がなくて良いのでしょうか?
私はもっと自転車の構造に踏み込んだ試験内容にすべきと言うのが提案です。
つまり自転車の機能に関する問題も含めるべきと言う考えです。

つまり構造のよしあしも判断できる人間の養成が必要と感じているのです。
と言うのも自転車は車検制度もありません。
販売にはどうしてもある程度の機能的構造的知識が必要と考えるからです。

それまで要求するなら自転車専門学校へ行け!という声も聞こえてきそうですが。
そこまでこの試験に要求する気はありませんが、
自転車を知らない人がほとんどの中、自転車を教えられない人がほとんどの中、
自転車を基本機能から企画設計できる人がいなくなっていると感じています。
私にとっては悲しいことです。
そして時間制限のある実技試験。
実技試験で時間制限があるのは当然ですが、この時間制限のために『時間制限内に組み立てる方法』で自転車を組み立てることに
疑問を感じます。
私は推測でものを言っているわけですが、今の自転車技師は役に立たないと感じています。
役に立っていないと感じています。
自転車生産がほとんど海外の中、試験内容もそれにあった内容に変化させるべきと私は感じます。