中国自転車製造における孤軍奮闘記録−485−中国製、以前の粗悪品と今の粗悪品。

私、中国製自転車が出回り始めたころ、つまり20年くらい前は確かに、中国製自転車においては粗悪品と感じていました。
と言うのも、安いからと言うことで日本側、それだけで注目したからです。
実際いくらかは忘れましたが、非常に安い自転車に乗る機会があり、そこら中を走りまわった経験が有ります。
そして短時間のうちに結論が出ました、そして報告したことを覚えています。
しかし今の中国製自転車は品質が上がった為か、日本側の品質に対する問題が非常に目に付くのです。
一言で言うと部品を吟味しない、自転車を吟味できない、中国側に任せっぱなし。
そして日本側中国側をリードしないのです、できないのです。
そして問題があれば中国側を追求。
この問題の根底にあるのは日本側のコスト要求と考えています。
中国側も日本のコスト要求を満足させなければ注文をもらえないわけですから。
そういう意味で中国の過去の粗悪品と現在の粗悪品とは全く意味が違うのです。
これを日本側、中国側の品質粗悪問題としてすり替えてはなりません。