中国自転車製造における孤軍奮闘記録−459−一番不本意だった企画、そして責任。

私、ある自転車の開発でいやな経験してきました。
『自転車の生産過程の特殊性』を知らない日本側の部品設計、そして日本側窓口担当者、それに対して設計の改善要望を出しましたが、
全く聞き入れられず、仕事から下ろされそうに。
初めから分かっていた問題が量産時に続々出現、手に負えない状態で、量産品を叩く、削る、曲げる等の手作業でやっと何十台か作成しました。
私が見て売れるような品物ではありません。買われた方ごめんなさい
ビルの基礎工事ができてない高層ビル、建て終わってから基礎の不具合を直せますか?!
直せないことはないと思いますが。まさにこれです。

まさに開発過程から、日本側の設計の問題を指摘してきたのですが受け入れられず。
ですから結果ですがこの企画、少数生産されただけで終ってしまいました。
結局は中国側に責任をなすりつけて!
中国側の開発損失、どれだけの損失か!
聞く耳を持たない、最低の自転車製造知識も持たないとするとこれはもう手に負えませんね。