中国自転車製造における孤軍奮闘記録−438−常に孤独。孤独とどう付き合うか?!

私、中国13年間の自転車、品質に関する仕事、振り返ってみるとある意味で常に孤独であったと感じています。
言ってみればあら探しが仕事(あら探しをしている訳ではないのですが)、中国側の皆にそう捉えられて来ました。
いつもが一人で中国品質に立ち向かわねばなりません。
日本からの直接的な艦砲射撃はありませんでしたし、良くて当たり前、悪くてボロクソ。
そして常に問題発生に対して、原因そして改善案を提示するのですが。
常に『お前は問題発見だけで、改善案がない!』と言われて着ました。
これなぜでしょう?
そして問題を問題と捉えていない生産側には私にはこれ以上どうすることもできないのです。
こうした中、いかに自分をしっかりさせるかが、ある意味大きな仕事でした。
一つは何でもいいですから、目標を設定することです。
この目標はほんと、何でもいいのです。
これが現地での『病』を克服する事になるのです。