中国自転車製造における孤軍奮闘記録−424−日本の考え方に深く係わる自転車品質

自転車販売店で『日本製自転車はありますか?』と聞いて『そんなのないよ』と言われたことがある人も多いのでは。
中国製自転車は品質が良くないと言われてきましたが、確かに中国製自転車が多く流通し始めた20年ほど前は、そうだったと私も考えています。
しかし当時の良くないと言う品質の内容は、現在の良くないと言う品質の内容とは少し違ってきていると感じます。
私は極端な表現で、20年ほど前の自転車は、基本的な問題要素が多く発見されたと考えています。
今は日本側からのコストコスト要求から来る、意識的な品質低下の要素が多分に含まれていると感じるのです。
決して中国製品質が不良なのではなく、日本側からの問題で、多くの品質不良が発生しているケースが増えていると考えるのですが。
業界関係者の方、読まれていたらどう考えますか。
一部の報道でも、中国製が悪いようなイメージを与える記事を見かけますが、これらは日本側の問題であり、
中国製を表面に出すことにより、自らの責任を隠しているに過ぎない行為と感じます。
安けりゃそれで良いと言う、日本側の問題であり、決して中国側の問題ではないことで、日本側の販売責任を感じないのですが。