もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−263−自転車業界青年部の『自転車興し』

私、今の自転車、何か、ちぐはぐではと感じるのです。
何が?
私、こちら中国にいるからかも知れませんが、この自転車業界を見ていると、
造る側の自転車、売る側の自転車、乗る側の自転車、これ本来は密接な関係があるのでは!
しかし自転車が海外で造られるようになり始めた20年近く前から、これらのつながりが薄れ始めてきていて、
現在はばらばらなように感じるのですが、皆さんいかがですか?
自転車には本来『夢』があり それを自転車業界自体も作ってきたと同時に、乗る買う側のお客様も、
その夢を持っていたような気がします。
しかし、日本でも、そして中国でもそうであるように、嫁入り時に持って行った物が変わったように、
自転車に『市民権』がなくなってきたことです。そしてこの自転車業界も市民権を取り戻す気配はないし、
市民権を放棄したかのようにも見えるのです。
自転車で飯を食っていながら、市民権を自分達で放棄しているとすると、
それはもう今後の展望が開けないことになります。
自転車業界でも、強いリーダーシップのある人材が不可欠です。
今、各地で行われている『町興し事業』、自転車業界も『自転車興し』に取り組もうではありませんか。
それにはまず何をすべきか?!自転車関係各社が集まって、つまり業界として知恵を出し合うことでは?!
そうすれば膨大な知恵が集まり、そのなかっで実行可能な、有益なものを引っ張り出して、更に検討を加える。
『自転車業界青年部』を立ち上げるのはどうですか?。
各地の町興しもそうであるように、『若手』が自転車興しに取り組んでは?。
そして、それを古い業界の人達が協力して支えては。各社もそれを支えては!。