2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自車製造における孤軍奮闘記録−991−品質を守るにはまず『環境』

品質を守るには、守らせるにはまずはその環境が整っているかが重要。 つまり会社幹部が一貫した品質維持意識を持っているか。 時と場合によっては権力が品質に介入するとなると、周りは自然に品質を守ろうとする意識はなくなります。 これ当然。 ですから重…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−990−理論は通じない?

私の問題指摘に対して、理論は通じない?ようです。 ですから実際に商品を受け取る側からのクレームが来ないことには、理解させることは不可能に近いのです。 でも実際に私の発見した問題、クレームになることはほとんどないのです。 その一つの理由は一度に…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−989−品質を上げてもコストは変わらない

コストを上げれば品質は良くなりますか? 良くなる場合も有るでしょうが、私は特定の要素を除いてコストは変わらないと考えています。 給料が安いから仕事をしないという人、給料を上げれば仕事をしますか? 私はもともと仕事をしない人は給料を上げても仕事…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−988−安い部品は・・・

自転車を企画する時点でコストが合わないと安い部品を使います。 これ当たり前といえば当たり前ですが、部品によっては安い部品=品質管理されていない部品ともいえます。 つまり間接人員を置かずに生産されていると言うことです。 つまり間接人員(検査員)…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−987−中国自転車品質は安定している?

『中国自転車品質は安定してえている』と捉えることも。 なぜかと言うと一番影響力のある『消費者の声』が聞こえてこないからです。 消費者は声を上げているかも知れませんが、販売側(日本側)、その声を殺しているのかも。 いずれにしても、中国側には消費…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−986−重要なことは『なぜ』。

私、毎日の仕事の中で常に『なぜ?!』を考えています。 これを考えると不思議な所に行き着くことも。 改善可能な『なぜ』。 特殊な環境から改善できない『なぜ』。 いくら努力しても一人では改善できない『なぜ』。 そして改善に時間のかかる『なぜ』が多い…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−985−設備認識の重要性

品質は品質意識だけの問題では到底改善されません。 設備の不具合を人間の手で補うことは全くの無駄です。 そして精度関係問題は人の手では補いきれないのです。 品質の原因を見極めると設備に行き着くこともあります。 ダメな設備は必ず上層部に進言が必要…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−984−中国の風習を勉強せよ

中国の風習を勉強せよ、と言っても一般的な風習など勉強しても仕事の役に立ちません。 つまりこれ、現場に入って初めて風習を感じることです。 一定の考え方があることが分かります。 そしてこれを仕事に生かして問題を発見し、問題発生を未然に防ぎ、不良品…

自転車製造から小さな目で見た中国−983−歩道は駐車場、車道は歩行者兼用。

歩道は駐車場、車道は歩行者兼用。 私にはそう感じます。