2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−861−中国側自分の行為を自覚している?。

ある人が、現場でのある行為をビデオに撮り会議で発表しました。 ある行為とは組み立て現場で車輪を放り投げて積み重ねる行為です。 すると従業員から『笑い』が出ました。 この『笑い』皆さんはどう分析しますか?

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−860−中国生産に潜む数々の品質問題

私、中国での経験から、中国生産に潜む数々の問題に遭遇してきました。 これは中国にいて生産現場を見て、初めて目で見て実感することです。 ですから日本での販売責任は重大であると考えます。 詳しい問題、詳しい説明はできないのですが、重大な問題も多く…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−859−自転車業界、土台を築く車検制度

自転車業界の土台を気づく自転車車検制度。 ・まずは幼児二人乗り自転車から。 これなら大儀名文もあります。 3人の命を守ると言うことです。 ・車検制度実施に向けての準備作業委員会召集⇒問題点を洗い出す。 ・車検制度のあり方そして方法は何も型にはまった…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−858−強度と機能性能だけは譲れない。

品質、100歩譲っても強度と機能性能は譲れないのです。 これ物造りの基本。 ここでもやはり『しかし』が存在するのが『中国』。 これに飲み込まれてはいけないのですが、ここでまた『しかし』が存在するのです。 私、言い訳で仕事をしていると言うことかも…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−857−中国品質が上がらないのは製造技術管理者がいないから

私、中国での自転車の仕事13年あまり。 中国品質を確保するには、品質管理関係者、検査関係者では全くの無意味。 各製造部門を見極められる関係者がいるかいないか。 つまり、自転車を理解できる職人が現場にいるかいないか。 これが品質をずっと確保してい…

自転車製造から小さな目で見た中国−856−全てにおいて『相手が悪い』

私、中国での自転車の仕事において感じてきたことは、問題発生に対して素直に問題を認めることがない人が多いのです。 全てにおいて、『相手が悪い』。 まずこれから始まって自分を守ることからスタートです。 原因を自分に向けませんから、自分は進歩するこ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−855−自転車を知らない人のおかげです。

私、40年余り自転車での仕事、ここまでやってこられたのは自転車を知らない人のおかげだと思っています。 日本に自転車の品質を見抜ける人が多ければ、中国での仕事は不可能なことです。 それでも自転車は走れるのです。 だから皆は自転車に注目しないのです…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−854−品質問題、守るか攻めるか?!

まず問題なのは人の問題。 攻めと守りは一対であるべきでは。 ところが攻めれるが守れない。守れるが攻められないというのが日本の自転車企業の実態では。 人を育てない、育てられない、人を教育しない、教育できない。 また相手(中国)を信用すれば失敗す…

自転車製造から小さな目で見た中国−853−中国でも始まったごみの分別

中国でも始まったごみの分別。 いい事ですね!まずは一歩踏み出しましょう。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−852−これ以上どうすることも出来ないといっても・・・

これ以上どうすることも出来ない!とはいっても・・・、中国会社の品質問題から来る損失、信用を守れないことは、 私にとって情けないこと。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−851−訳の分からないことを言うな!!!!!!

品質を守る責任のある者、責任部署の者、訳の分からないことを言わないでほしいのです。 私、開いた口がふさがりませんでした。 『JIS規格での試験では不合格だったが、通常乗っている分には壊れない』 こういう人たちと一緒に仕事をすることの楽しさは皆さん…

自転車製造から小さな目で見た中国−850−品質管理は法律に基づくもの

品質管理は『法律』に基づくもの。 当然法律自体が存在しなければ、品質は当然守れないし、安定しないはず。 法律はあってもそれをある理由で無視する人がいれば当然無法地帯と化します。 つまり全てが成り行き任せ。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−849−品質を管理するということは

品質を管理するということは? 品質を管理するということは製造を管理するということになるはず。 ですから品質管理の仕事は品質で管理することと、品質を管理することと以前に書きましたが、 つまり製造を知らないことには品質を管理できないことになります…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−848−中国の工場は規格に基づいて生産されていない?

わたし中国にいて良く聞かれて来たことは、そして感じてきたことはJIS規格を知らない。 中国ですから仮に輸出車を造っていてもJISは知らない、が仮にと通っても中国国内規格も知らないようです。 本も見たことがありません。非常に不思議なことです。 何を根…

自転車製造から小さな目で見た中国−847−なぜ中国の『貼り紙』には『罰金』額が記載されている?

皆さん、そして中国に来たことのある皆さん、中国ではスローガンをいたるところで見かけます。 そして会社でもそうですが、必ずといってよいほど掲示板があり、そこには賞罰が貼りだされています。 ここまでは内容は異なるにしろ日本と変わらないと考えます…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−846−工場と書類の値打ち

何かの認証等で工場検査に入る人に言いたいことは、 書類が整っているかではなく、書類内容を検証できるかが問題 ○○の工場登録、工場認証。 これ書類の確認、つまり書類が揃っているかの確認です。 つまり書類が揃っていれば合格。 実際にはごくごく一部の書…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−845−聴衆のレベルに合った講習を

皆さんも大勢の中国の人の前で話をする機会があるのでは。 決して独りよがりの話をしてはなりません。 本当に理解してほしい内容があるのなら、まずは『自分の下地』を作ってから話しをしては。 ただですら私は外国人、日本人です。 そうしないと皆はいくら…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−844−『自転車』を学ぼう!サドル

お尻が痛いのはサドルのせい? サドルが硬いから? サドルは柔らかくすれば良いというものではありません。 その車種つまり、常用速度、乗車姿勢に合ったサドルを選ぶとことが最も重要なことです。 これらが十分考慮されているなら、自転車はお尻がある意味…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−843−自転車生産に欠かせないもの

私、自転車生産に欠かせないものは製造マニュアルではなく、品質意識と問題発見能力と問題改善能力と思っています。 ちょっと極端かな? 深く考えても品質は上がりませんし、確保できません。 皆さんはマニュアルがない!と言いますがマニュアルは必要ですが…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−842−自転車フレームサイズの重要性

特に子供にはフレームサイズと呼ばれる、言ってみればペダルとサドルの高さにおいては十分考慮して買い与えるべきと考えます。 体の小さな子に大きな自転車を与えることは事故につながる大きな要因になります。 体の大きな子が小さな自転車に乗ることは衝突…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−841−人生の地獄を味わう?!

皆さん、人生の地獄を味わったことがありますか? 私の亡くなった母の弟は終戦後、シベリアに抑留され、人生の地獄を味わってきたと話を聞いたことがあります。 私の地獄と比べたら月とすっぽんですが、ある場所のある工場の真冬(零下)、ガラスの割れた事…

自転車製造から小さな目で見た中国−840−3分で出来るのはカップラーメンだけ

知らないと言うことは恐ろしい。 自転車、3分で出来ると思っていること。 3分で出来るのはカップラーメンだけ。 (何で?!カップラーメンは既に出来上がっているのです。) 自転車3分で出来ることは出来ます、簡単なことです。 工程の手を抜けばいいだけ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−839−図面の書き方に問題

中国での製造経験から、自転車工場は自社でフレーム図面、前ホーク図面、ハンドル図面を画いているはず。 しかしその図面の書き方が気に食わないのです。 図面ではないのです。 溶接方法、溶接長さ、溶接箇所、記載がないのです。 基準寸法のとりかたも不明確、或…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−838−別に仕事の話ではありませんが

今日は一日中雨。 外に出ると寮の庭で魚が跳ねていたのです。 傍に池があり、その魚を鳥がくわえてきたようですが、大きくて飛び立てなかったのでしょう。 何でも記録に撮る事が好きな私、まず部屋に戻ってカメラを持ってきました。 そして写真を一枚。 そし…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−837−自転車販売のリスクを考えたことがありますか

日本側、自転車販売のリスクを考えたことがありますか? これ自転車を知って、生産状況を知って初めて感じることが出来る問題です。 こうしたことを考慮に入れないと思わぬ怪我をするのでは。 別に脅かしているのではありません。 あなたの為に注意を促して…

自転車製造から小さな目で見た中国−836−都合の悪いことは返事をしない

こちら中国に限った事ではないのですが、都合の悪いことには返事をしないと感じるのです。 返事は反論でも良いはずですが、反論できない理由があるのでしょう。 時間の経過と共に自然消滅するのを待っているかのようです。 問題には当然自然消滅できない問題…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−835−最悪のことを考えないと会社は守れない

最悪のことを考えるということは、先が読めなければ当然考えられないことです。 そしてこれが会社を守ることにつながっていると、信念を持っています。 ここでまた中国では『しかし』。 必ずそうなるとは限らないために、先を読む重要性が理解されません。 こ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−834−品質は知らず知らずのうちに変化している。

品質は生き物です。 自転車品質は確かに生き物です。 ですからその成長を見極めるとことが必要となるのです。 しかし中国工場側の言うことは『いつもと同じ』、これだけ、何を根拠に!。 いつもと同じでないから問題が発生しているのです。 ですからここでまた…

自転車製造から小さな目で見た中国−833−大きなごみは誰にでも見つけて拾える

大きなごみは別に注意しなくても良いのです。 大きなごみはそのまま出荷される可能性は非常に低いのです。 私の仕事は、小さな見えにくいごみを拾うことと考えています。 大きなごみは別に有害なものは少なく?、 小さなごみに有害なものが多く含まれている…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−830−品質は各職場の責任者によって決まる

品質は各職場の責任者によって決まってくる。 品質確保は品質管理部門には出来ないこと、これ当然。 会社の幹部、現場の幹部の指導力、技術力、品質認識力という事です。 つまり子供の教育と同じ、両親の問題です。 現に各部門の問題発生をまとめてグラフに…