2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−515−教えられる教育と教えられない教育

私、日本人、つまり外国人。 教えられる教育と教えられない教育があるのです。 これは仕事にも影響すると考えています。 教えられない教育とは何ですか?。 それは日本を教えることになるのです。 ですからここ中国では困難なことが多いのです。 でも輸出国…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−514−品質管理の手法が優先?

中国工場に品質管理の手法を理解させる以前に、造っている自転車を、そして自転車生産を理解させることが先決では。 この点も中国側、品質が上がらない理由と考えます。 皆は品質管理の手法、そして品質管理の基本を教えるのですが。 私はこうした基本問題が…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−513−自転車はJIS規格が全てではない

当然と言えば当然、自転車はJIS規格が全てではないのです。 自転車本来の機能にはJIS規格はあまり触れられていません。 かろうじて自転車乗車時の前輪及び後輪の重量配分が規定されているに過ぎません。 あまり自転車企画開発時に気にしていないようですが、…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−512−日本の新しいブランドを立ち上げよう

自転車業界として何か軽快タウン以外に新しいブランドを立ち上げることはできないでしょうか? 日本独自のブランドは不可能でしょうか? 軽快、タウンに変わる車種が開発できないでしょうか。 当然部品メーカーとの連携が必要になります。 中途半端な企画は…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−511−自転車を道具から機械の認識へ

私、自転車を道具から機械の認識へと皆の考え方を変えさせられればと考えています。 また機械だとの認識へと変えていかねばならないと考えています。 こうした認識が定着するにはどうしたら良いでしょうか。 こうした認識が定着した暁には、必ず自転車車検制…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−510−問題は双方で改善を

なにかうまいように行かなくなると、日本側いつも一方的。 まあお客様だからしょうがない面もあるわけですが。 日本側の中国担当者、自分の立場を守るために、『既に言ってある』を盾に。 自転車の取り説に書いてあるように、前もって要求事項を並べておいて…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−509−パトカーの警察官

ここ中国ではパトカーの警察官が携帯電話をかけながら運転しているのを良く見かけます。 人に聞くと警察官はいいのだそうです?。 勿論一般の人も平気で携帯電話をかけながら運転します。 でもい客さんを乗せた場合、教育の行き届いた会社の運転手はやはり運…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−508−日本とは違う開発手順

私、物を作る上で開発手順は非常に重要と考えています。 でもこちら中国は違うことが多いのです、そう感じることが多いのです。 まずは物を完成させてから、完成度を高めていく。 極端なことを言うとほとんど出来上がってから強度確認。 その過程で強度確認…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−507−自転車は難しい!

私、40年自転車で飯を食ってきましたが、結論は『自転車は難しい』です。 企画、設計、製造、販売、アフターサービス。 どれをとっても難しいのです。 しかし各関係者も安易に考えているような気がしてなりません。 そして何より造って売ってはいおしまい。 …

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−506−組立技師の実技試験

私、今の組立技師の実技試験、やはりサドル固定、ハンドル固定は、自転車屋さんのご主人が試験官で、長年の勘に頼っているのでしょうか。 これにはいやな思い出があり、誰がご存知であれば教えてください。 いまだに職人の感が頼りであれば、やはり自転車だな、と感…